動機
つくばエクスプレスに乗っていたときに、1000系だけは守谷行きしかないことが気になったから。
仮説
1000系と2000系との違いとして下図のように交直切り替え設備に違いがある。
※交直切り替え・・・鉄道には沿線施設に都合などから送電設備が交流型と直流型の2種類存在している。そのため、これらの区間をまたがって走行する場合には、交流と直流を切り替えるための設備を車両に備え付ける必要があり、この設備が備わっていない車両は交流区間又は直流区間のみの走行しかできない。
図
検証結果
秋葉原から守谷までと守谷からつくばまでの電化方式が違う。秋葉原から守谷までは直流方式での電化だが、守谷からつくばまでは沿線に地磁気観測所がある影響で副交流での電化となっている。そのため、交流に対応してないTX1000系は守谷までしか走行できない。逆にTX2000系、TX3000系は交流に対応しているためつくばまで走行できる。
新たな疑問
TX1000系はなぜ副交流に対応できていないのか調べてみたいと思う。
参考文献
つくばエクスプレスの概要
【https://www.mir.co.jp/feature/about_tx/】閲覧日 2021年9月10日